オール電化のメリット、デメリット

オール電化住宅のメリット、デメリット

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弊社が取り扱っている鹿島エリアの建売住宅の中で、
オール電化とガス両方が混在しています。
実際にお客様から「何が違うのか?」とご質問がありましたので

簡単にまとめてみます。

オール電化住宅とは

オール電化住宅とは簡単に説明すると

「調理、空調、給湯などを全て電気で賄っている住宅」

のことを言います。

オール電化住宅のメリット

(1)お湯を安く使える

   光熱費の中でも大部分を占める「お湯」にかかるコストを抑えることができます。

(2)基本料金を一本化できる

   一般的なガスを使用する住宅は、電気代とガス代の両方が発生しますが、
   オール電化住宅は電気料金のみとなります。

(3)火を使わないので安全

(4)コンロの掃除がラクラク

   表面が平らなIHクッキングヒーターは調理後のお掃除がラクラクです。

(5)災害時にエコキュート内の水を利用できる

   災害が発生し断水した際に、エコキュートのタンク内の水を
   一時的な生活用水(トイレなど)に利用できます。
   (飲用は不可)

オール電化住宅のデメリット

(1)昼間の電気代が高くなる

   オール電化住宅向けの料金プランは夜間が安く設定されている代わりに
   日中は割高になります。
   日中に家族が在宅していることが多く、電気を使う量が多い場合は
   オール電化のお得度が下がることになります。

(2)設置コスト、ランニングコストが高い

   IHクッキングヒーター+エコキュートの価格は、
   ガスコンロ+ガス給湯器より高くなります。
   (差額はおよそ30~50万円くらい)

   電気機器の耐用年数が10年程度と考えると、
   大体10年毎にこの程度の費用が余計にかかる計算です。

(3)調理の仕方の好みが分かれる

   IHクッキングヒーターは炎が出ないので、
   鍋振り等の本格的な調理をしたい人には不向きです。

   また、IHクッキングヒーター専用の鍋が必要になります。

結局ガスとどちらがいいのか?

オール電化とガスのそれぞれにメリット・デメリットがあります。
生活スタイルや優先事項に合わせて選択していただければと思います。

なお、オール電化住宅を購入した方は浮いた光熱費を貯金して、
約10年毎の交換費用に充てることをお勧めします。
(この高い交換費用を加味しても、お得度はオール電化の方が優勢かと思います。

あくまで私の感覚ですが。)

それともう一つ。ガスを選択される理由で
「オール電化は停電時に使えないから」という方がいらっしゃいますが、
ガス給湯器も停電時は使用できませんのでご注意ください。

 

 

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